狼の俺は森を歩いていた。群れのリーダー争いで負けた俺は、この森を出ていかねばならない。最後にお気に入りの花畑の香りを堪能して旅立とうとしていた俺の前に倒れていたのは、一人のヒトのメスだった。赤い髪に赤い瞳のそのメスは、自分のことを魔女と名乗
った。ヒトで魔女のメスと、狼でオスの俺の、不思議な力と奇妙な縁が結んだ一人と一匹の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-19 20:51:19
51826文字
会話率:20%
山で独り暮らす若者日生(にっせい)は、ある日、虹色に輝く衣を偶然見つけ……。
「羽衣天女」伝説の翻案です。
*劇中の歌詞は全て中国歌謡「在那遥遠的地方」の意訳です。
*花ゆきさんとナツさん主催の「童話パロ企画」の参加作品です。
*他サイ
トとの重複投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-19 09:51:36
14933文字
会話率:38%
カメリア王国の奴隷少女ミアンは、ただでさえ孤独でミジメいっぱいの人生を送っていた。でもさ、世の中ってそんなものよね? 人生って諦めが肝心なのよ。
悟りの境地で無気力に、慎ましく、納得ムードで暮らしていたのに・・・。
このうえさらに、オマケと
ばかりに思いがけない出来事が襲い掛かかってきやがった。
え? あたしがタヌキの・・・嫁!? ちょっと神様・・・
「あんたもういい加減にしなさいよ! あたしに恨みでもあるのっ!?」
ついにブチ切れた、 元気で前向きな薄幸少女と、実は超イケメンな白タヌキ。
タヌキの事情とミアンの思惑。人間の王家と、伝説の秘宝。 精霊世界の冒険。
世界を飛び出した奴隷な嫁と、ちょっとヌケてるタヌキな騎士の、コメディだったりシリアスだったり、すれ違ったり、切なかったり・・・そんな愛と冒険の物語。
野いちご、ベリーズカフェでも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-17 23:37:09
230977文字
会話率:29%
父親の死を契機に、両親の故郷へ戻ってきた少女、コノハ。母親を溺愛する祖父母の冷たい態度に打ちひしがれる少女は、『神の庭』と呼ばれる鎮守の森で、不思議な青年と出会う。
孤独な少女と青年の、交流の物語。
最終更新:2014-07-16 23:23:02
13802文字
会話率:22%
短いお話をこちらに書きためていこうと思います。色んなシチュエーションと色んなカップリングを目指します。基本的にハッピーエンドが前提の話ばかりになります。
今のところは
スーパーマンな学級委員と ぼんやり図書委員。
俺様生徒会長と平凡
飼育委員。
ガキ大将強引幼馴染みと年下子分
元大妖怪としたっぱで健気な妖怪
やや腹黒の策士と男っ気皆無の干物女
他に短編から移行したものが三話あります。完結済みの表記になりますが、短い話が まとまり次第、順次 投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-11 17:47:08
44029文字
会話率:35%
森の奥で迷子になっていた幼い頃の私を助けた「彼」との約束。それが全ての始まりだった。―――――人と妖怪の少し歪んだ恋愛話です。
最終更新:2014-07-09 02:55:25
23716文字
会話率:17%
いつも通りの毎日を過ごしていたはずの私はどこで間違ったのか蛇に嫁入りするみたいです。――――人と妖怪の少し歪んだ恋愛話、第2です。
最終更新:2012-08-17 00:39:41
42328文字
会話率:17%
もしも転生したら。
もしも転生先が人では無かったら。
もしも転生先で生きるために必要なことが人とは大きく違ったら。
貴方はその身体に順応できますか?
これはそんなお話。
なんとか書く事が出来たので投稿。
難産でしたー……。
間違えて短編
で投稿。
続きが書けたら連載で投稿しなおします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-22 19:59:44
2340文字
会話率:15%
日々、無機質で詰まらない生活を送っていた輪廻架音はある日、神々の戦いに巻き込まれ殺される。異世界転生物っぽい流れだが、現れるべき神は架音を異世界に転生させるどころか、更にこの世界を滅ぼすと言う。
異世界英雄譚ならぬ自世界終末譚。
かなりチー
ト、たぶん最強。そんな能力を持つ異世界の『終焉神』と名乗る神達の戦いに巻き込まれる主人公のお話。
※現代異能力バトルファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-22 00:41:33
417956文字
会話率:22%
昔々、何処かの話。
山奥の櫻ヶ淵には、ヌシ様と呼ばれる水の神が棲んでいた。
これは、ヌシ様のもとに生贄の花嫁として輿入れした娘:さやの物語。
最終更新:2014-06-17 19:00:00
7059文字
会話率:28%
他のサイトで投稿していたものです。
途中までしか書いていませんが・・・。
天使と悪魔のお話です。
同じ翼を持っているけど、相反しない種族の二人が、結ばれるというような話です。
最終更新:2014-06-15 07:13:54
467文字
会話率:5%
密かに霊感のあった主人公が親を亡くし姉と共に引き取られた伯母の家で、同じく霊感のある従姉妹や霊感あり最強術者の叔父と出会い、成長する物語です。
最終更新:2014-06-09 22:50:45
19105文字
会話率:40%
ワタシは魔族「触手の王」カムイと申します。職業は紳士です。
魔法と暴力が支配するステキな異世界。その世界のとある地方……、
九州島程の広大な面積に、「触手」がみっしりと生えていました。
大きさが力を体現する、といいますが――勇者
に襲撃されたり、魔王とガチで戦ったり、エルフを囲ったりと、思いのほか自由な存在です。
悪のりしたり、図に乗ったり、失敗したりしながら、マイペースで触手ライフを楽しんでいる。
そんな触手さんの日々を綴ったお話しです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-03 07:00:00
60535文字
会話率:26%
オリジナルの短編です。
短編のため、少々展開の速いところがあるかとも思いますが、ご容赦ください。
とある二組の双子のお話です。
お互いが誰よりも大切だと思っている双子と、お互いを誰よりも嫌いあっている双子が出合い、紡ぎだす物語―――
どうぞ、お楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-25 16:21:25
9887文字
会話率:55%
ある日突然、獣人が住む異世界に飛ばされたわたしは、散々な目に遭って最終的に生贄として虎族に売り飛ばされる事になった。うえぇっ!?聞いてないよ!と喚いてみても後の祭り。困ります、わたし動物アレルギーなんです! ※ただ単に動物とコミュニケーショ
ンとる話が書きたかっただけです…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-23 21:49:03
28297文字
会話率:27%
光る竹のなかから、翁がみつけたのは、神々しい美しさを放つかぐや姫。成長したかぐや姫は、絶世の美女ともてはやされながら、男たちの求愛をたくみに拒否する。微笑みの裏にとある覚悟と秘密を隠すかぐや姫だったが、そんな彼女と唯一対等に渡り合える存在・
帝が現れ……。
『竹取物語』を翻案した小説です。
喫茶マリエール『Otogi Stories2』収録作品<第17回文学フリマ(2013.11.4)出展>折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-16 00:00:00
26551文字
会話率:42%
此の文章は一九○八年、ルブランシュ大学の学会誌「考古学年報("la Revue Annuelle de l'Archeologie", vol.56)」に掲載された至極短い発掘記「スウ・クツク遺跡群発掘記("
la Fouille de Seu-Couque")」を日本語に翻訳した物で在る。彼の発掘記は学者のものとは思えぬやうな非科学的な代物で在り、掲載を許した大学と史学科は轟々たる非難に晒されたものゝ焚書を免れ今も仏蘭西各地の大学図書館の奥地で埃を被つてゐる。
處が、其のまゝ埃を被せてゐれば世の平穏も守られたものを態々埃を掃って訳者の下に持つて来た筋金入りの物好きがゐた。地方国立大に勤める訳者の友人である。留学中に彼の学会誌を見出した彼は此れを大層面白がり、此れを日本に広めてやる巧い手は無い物かと、斯う考えたのだ。
其の内容は訳者に取つても俄かには信じ難い物で在つたが、己の職分に従ひ、原文に忠実な翻訳を心掛けた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-13 18:53:49
20102文字
会話率:2%
これは---
小柄で、愛らしく、心優しく、そして---凡庸な、一人の少女のモノガタリである。
最終更新:2014-03-21 22:44:32
2074文字
会話率:17%
「これは、ダンジョンマスターである雪の女王に惚れてるフロアボスの馬による恋愛相談の話だよ。心優しい神様による、一人称…一神称?で展開する、ちょっとグロ混じりだから、注意!」
最終更新:2014-03-13 15:16:10
7288文字
会話率:29%
小石に躓いて階段から転落し死亡したら、神霊に「まだ寿命が尽きていないから、残りの寿命分の運を使って転生するか、このまま魂の裁定を受けて天界に昇るかを選べ」と言われた。ランダム転生or本格的な『死』か、選べと言われたら――行ってみようじゃな
いか転生!
そして異世界に転生してみれば『小石』で。夢見たハーレムや魔法で活躍などの希望も夢もない異世界ライフがスタート。
小石になって始まる波瀾万丈の超・自然生活。諦めなければなんとかなるさ、の精神で成り上がっていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-01 14:38:12
3180文字
会話率:19%
西暦2020年にアメリカにて開催されたG8主要国首脳会議。
衆人環視の中、記念撮影の最中に各国首脳が光に包まれてその姿を消した。
世界が震撼に包まれ原因を探ったが、彼等の行方は地球上の何処にも存在しなかったのだった。
世界各国の情報
組織が動き出し、不穏な空気が世界を包む。
疑心暗鬼に陥った各国はその原因を探す。
だが、数年が過ぎようとしても杳として原因は分からずにいたが、ただひとつ、消えた瞬間を捕らえた一枚の写真に写った神官の姿だけがその事実を知っていた。
それはさて置き、私こと長田陽介は雑踏の中に居た。
やけにファンタジーな光景なんだけど。
ここドコ!? 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-28 18:00:00
471120文字
会話率:40%